何でも言ってやろう

国や政治についてタブーなしに語っています。誰も見なくても、炎上しようとも。

国や政治について語ろう③

国会議事堂

※写真はイメージです

 

前回、日本人は政治に興味がないと断定的に言ってしまいましたが、少し補足します。

 

客観的なデータとして、日本トレンドリサーチで実施したアンケートを紹介します。

 

prtimes.jp

アンケート結果のとおり、「関心がある」「どちらかといえば関心がある」を合わせると69.2%で、関心がある人が多い結果となっています。
――ほら見たことか、日本人は政治に関心があるじゃないか! 謝罪しろ! と言われそうですね(笑)。

 

申し訳ございませんでした。

 

さて、最近、政治家の間では、統計をベースとした科学的な政治をするべきだと言われています。
これまで日本の政治は、客観的な統計データを元に、科学的に判断した決断を行うのではなく、声の大きい政治家が、数の暴力で、他の政治家や官僚を動かして政治を行っているので、大いに賛成です。

ただ、注意しないといけないのは、統計はウソを付きます。
そうそう2019年に厚生労働省で賃金構造基本統計の不正が発覚したこともありました。
御多分に漏れず、このアンケートもどう読み解けばよいのか、考察を行う必要があると思います。

 

今回のアンケートでは、「どちらかといえば関心がある」が問題になります。

www.hojosen.co.jp

上記のとおり、「どちらかといえば関心がある」には「どちらでもない」と考えている人が含まれます。
今回、最も回答が多いのは、「どちらかといえば関心がある」35.7%のため、
「どちらでもない」が最も大きい可能性があります。
「どちらかといえば関心がない」も3番目の19.3%のため、それも「どちらでもない」
に含めるとかなり大きいように思われます。

 

「どちらでもない」という人はどのような人でしょうか。
例えば、政治に関心がないと言ってしまうと、周りから何も考えていないヤツだと思われてしまうため、義務化感から政治に興味を持っているふりをしている人もいます。
(アンケートは誰が見ているわけでもないので、自分に対する言い訳だと思います)
よく聞きますよね? 「政治には興味を持たないといけないと思っているんだ、でも、よく分からないんだよね」って。
「??? それって興味ないよね? ググりなよ」とツッコミたくなります。

 

つまり、確実に信じられるのは、「関心がある」33.5%の数字だけなのです。

 

それでは、どうして日本人は政治に興味を持たなくなってしまったのでしょうか?

 

文章が長くなってしまったので、また次回に!